一本で皮革の調子が整う救世主
タピールのレーダオイル
最近とても売れているシューケア用品がこちらのタピール レーダーオイルだ。靴好きでなくても「あっ、知ってる」という貴兄もいるのでは。基本的には表革用の汚れ落としなのだが、ガラスボトルに入っているところがとてもお洒落で、一度見たら記憶に残ってしまう。まるで輸入物のオリーブオイルやメープルシロップのような雰囲気なのだ。
もちろん中身には相当こだわっている。タピールはドイツ皮革ケア用品のメーカーで、「天然の素材だけが皮革にとって最大のケア」というモットーがあり、植物性原料で有機栽培されたものを採用し、遺伝子組み換えされたものは使わないなど、素材へのこだわりが最大の魅力になっている。レーダーオイルは、ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル、オレンジオイル、ビネガーを原材料としており、手に触れても安全・安心なので、靴だけでなく、財布などの革小物やバッグにもお薦めだ。
その特徴は、皮革の汚れを穏やかに落としながら、オイル分が浸透して、皮革表面をしなやかに整えてくれるというもの。一般的な革用クリーナーは汚れだけではなく、必要な油分まで落としてしまうため、使いすぎると革を傷めてしまうということがある。その点、レーダーオイルは古い靴クリームや汚れを、オイルクレンジングの要領で優しく効果的に落としてくれるため革を傷めることもない。しかも使用していると柑橘系のいい香りがするのだ。
ちなみにジョン ロブやジェイエムウエストンなどは一般的な革用クリーナーでの汚れ落としを推奨していないので、手入れに気を使う高級輸入靴にもおすすめしたい。その後のクリームとの馴染みもよくなり、特に色付きクリームの下地に使うと上手く仕上がる。
使い方は簡単。使用前にビンをよく振り、レーダーオイルを柔らかい布に含ませて均等にのばす。少量ずつ丁寧に軽くマッサージするようにのばすのがポイント。つけすぎるとシミになるので要注意。しばらくしてからブラシや布で磨き上げると革本来の自然な艶が出てくる。あくまでも汚れ落としなので、光沢を出したいときにはワックスを使うとよい。艶出し、撥水効果も若干あるため、日常のオール・イン・ワンのケア用品としておすすめしたい。
文:倉野 路凡
ブランド・メーカー
- アサクラ
- 味の一醸造
- アビィホーン
- あまみ農業協同組合
- アルゴール
- アデル・ファンサ
- 飯尾醸造
- イリス ハントバーク
- インカラー
- ヴォークス スパイス
- ウッドロア
- ウレンズ
- エコーヒーカップ
- M.モゥブレィ
- LC
- オーサワジャパン
- オルター トレード ジャパン
- カヴァリーニ
- 梶田商店
- 亀の子
- 木曽路物産
- キッカーランド
- キングヤード
- クリストフ ポーニー
- クロール&デネッケ
- 河原酢造
- ゲランドの塩
- コラブ
- コルドヌリ・アングレーズ
- コロニル
- 佐野織物
- サパトロ
- サフィール
- サフィール ノワール
- サルトレカミエ
- やさか共同農場
- 三快堂
- G.B ケント
- ジオーガニクス
- シママース本舗
- シャルル エ シャルリュス
- シンプリージェントル
- 吹田商店
- 第3世界ショップ
- 太陽油脂
- タケフ
- ダスコ
- タピール
- タラゴ
- トゥエンコ
- トラディショナルメディシナル
- トレアジアデザイン
- ナイアード
- ナチュラル銀イオン水
- パーカー
- ハーティーハート
- ハーティーミール
- バイキング
- はつゆき屋
- バラカ
- パラブーツ
- 東製油
- フィッシャー スペースペン
- フウガシン
- ブートブラック
- ブックダーツ
- ブラックウィング
- ブリガ
- フレッシュ
- プレマックス
- ボディクレイ
- 松合食品
- マルシマ
- マンマナチュラルズ
- ミューレ
- 向井珍味堂
- 無双
- 村上養蜂
- メートル サボン ド マルセイユ
- 山忠わさび
- ヤムヤム
- ゆうき市場
- ライブコットン
- ラ コルベット
- ラミー
- リッシュ
- レザースミス オブ ロンドン
- ロイドルーム
- ロイヒトトゥルム1917
- ロゴナ
- ロッシ