ローファーながらドレス感が高いタッセルローファー
甲にタッセルを組み合わせ華やかな雰囲気をもったタッセルローファーは、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで使えるデザイン。アッパーには上質なカーフを採用したエレガントな仕上がりも魅力的です。
カジュアルにもきれいめにも履ける使い勝手の良さ
タッセルローファーをスーツスタイルに合わせれば、レースアップシューズほど堅苦しくなく、こなれた印象に仕上がります。また、きれいめスラックスと好相性なのはもちろんですが、カーゴパンツやジョガーパンツのハズシとしても活躍してくれます。
さまざまな着こなしにマッチし、履く人の年齢を問わず、しかも流行に左右されることなく末長く履き続けられる定番。それでいてちょっぴりスマート。これはもう、必須アイテムとしてオススメしたい1足なのです。
サイズの目安としては、今日的な英国靴と同じかハーフサイズ下をお選びください。参考までに、普段、英国靴ではUK6かUK6.5(日本製なら24か24.5cm)を選ぶ弊社スタッフは、本品では「6」がジャストフィットです。
■品番:FG7101 BL
■デザイン:タッセルローファー
■カラー:ブラック
■アッパー:ワインハイマー社製
■ソール:イタリアタンナー製牛革
■製法:グッドイヤーウェルト製法
■製造国:ベトナム
FUGASHIN | タッセルローファー
伝統的なデザインを踏襲した元祖タッセルローファー
ローファーといえばカジュアルな印象ですが、タッセルローファーについては例外といえるでしょう。弁護士が好んで履いたことから「弁護士の靴」とも呼ばれるタッセルローファーは、軽快な履き心地ながら、フォーマルな雰囲気があり、スーツに合わせやすいのも人気の理由です。
いまや様々なデザインのタッセルローファーが存在しますが、本品は甲にタッセルを配し、1枚革から作られる“すくいモカ”に、履き口がぐるりと革ひもで囲われたオーセンティックなデザインです。
また、伝統的なグッドイヤーウェルト製法は、ミッドソールにコルクをたっぷりと注入することで履き込むほどに足馴染みの良さを実感でき、ソール交換をしながら長く履き続けられる高い耐久性を備えています。
アッパーには独ワインハイマー社製のボックスカーフを採用
上記に加え、本品をクラス感あるものに見せているのが、アッパーに採用されたワインハイマー社製ボックスカーフです。本来ボックスカーフとは、ドイツの名門タンナー、カールフロイデンベルク社のカーフを指していましたが、環境規制の強化により同社は2000年に廃業。その製法を受け継いだのがワインハイマー社なのです。
ボックスカーフはキメが非常に細かく、シルクのような光沢が特徴です。おろしたてでも、光沢感はありますが、ケアをしてあげると途端に表情が変わっていきます。
日本人の足型に適ったラストが生みだす快適な履き心地
日本人のカカトの形状を考慮しヒールカップはコンパクト。ややショートノーズながら、全体を俯瞰するとスマートなシルエットのラストです。着用すると甲部分がしっかりホールドされ、歩行時の安定感を与えてくれます。
ベトナム製の靴は高品質という新常識
日本の市場とその審美眼が育て鍛えた「フウガシン」
みやびな趣をあらわす「風雅」。その精神を靴造りに反映したいという想いを込めて、ブランド名を「フウガシン(風雅心)」と名付けているそうです。そのブランド名から日本の靴だと思われるでしょうが、実は、日本で企画を行い、ベトナムで製造された靴なのです。
あまり聞き慣れないベトナム製の靴ですが、ベトナムは世界2位の靴の輸出国であり、同国には日本や欧米ブランドの靴製造を請け負う工場が数多く存在し、そこでは日本の老舗ブランドの靴も製造されているのです。
フウガシンを製造する工場は、1989年にホーチミン近郊で創業した日本とベトナムの合弁の工場で、当初は日本向けのOEMや半製品製造を製造していましたが、現在では欧米向けのOEMも数多く手掛けています。品質に厳しい日本向けの製品を手掛けてきただけあり、細部にまでこだわって丁寧に作られ、日本の靴に比しても繊細な印象であり、それが大きな魅力となり、高い人気を獲得しています。