for SHOES LOVER
実は簡単! 本格シューツリーの選び方
” シューツリー ” を検索すると実に多くの種類が出てきます。その中から自分の靴にぴったりのシューツリーを探し出すのは難しいと思っている方も多いでしょう。ところが、シューツリーメーカーが展開している形は3種類程度です。たったこれだけのバリエーションであらゆる靴に対応させようという訳ですから、汎用性を考慮したクセのないフォルムになっています。ですから、あまり神経質にならなくても大丈夫。いくつかのポイントを理解すれば、自分の靴に合うシューツリーは簡単に見つかるのです。

ポイント - 1 つま先の形
》イギリス&アメリカ靴タイプ

イギリスとアメリカの靴はつま先の「捨て寸」といわれる靴の爪先の空間は控えめで、トゥシェイプは丸みをおびた形です。ビジネスシューズに最も多いのがこのタイプ。シューツリーも同様に丸みをおびた形になっています。堅牢なグッドイヤー製法の靴が多いため、ソールの反りを伸ばすためにテンションがかけられるシューツリーが向いています。
》イタリア&フランス靴タイプ

イタリアやフランスの靴はエレガントでスマート。つま先の「捨て寸」を長めにとっているのが特徴です。細身でつま先が長いため、シューツリーも細身でつま先が細くなっています。スマートで華奢な靴に向いたマッケイ製法の靴が多いため、シューツリーによる過度なテンションをかけないよう、ネジ式や少し小さめサイズのシューツリーを選びましょう。
ポイント - 2 甲の立ち上がり
》高いタイプ

紐で締めるタイプの靴は、指の付け根部分から土踏まずにかけて立ち上がった形になっています。シューツリーも甲部分が立ち上がったものを選びましょう。靴の甲を真横から見た時の形に近いものだとなおいいです。
》低いタイプ

ローファーのように紐がないタイプの靴は甲の立ち上がりが低いので、シューツリーも同じく甲が低いものを選びましょう。アメリカの靴は紐靴であっても甲が低い靴が多く、この点がイギリスの靴と違うところです。
ポイント - 3 靴の生産国別の傾向
実際に多くのブランドの靴にシューツリーのフィッティングを実施してみると、その国の靴作りの特徴がシューツリーのフォルムにも反映されていることが分かります。 イギリス伝統のグッドイヤー製法の靴、マッケイ製法で作られた細身で華奢なフランスやイタリアの靴。また、アメリカはイギリス同様グッドイヤー製法ですが全体が内側にひねられたようで甲の立ち上がりもゆるやかなラストの形状になっています。シューツリーも大きくはこの3種に対応する製品が作られているので、どの国の靴かで対応するシューツリーを絞り込むこともできます。なかには、フランスのJ.M.ウエストンのように、古くからあるモデルはルーツにアメリカ靴の影響を受けているという場合もありますが、ほぼこの傾向に当てはめることができるのです。
右の写真上が1946年に誕生したJ.M.ウエストンの定番ローファー、下が2013年のモデル。上は英国靴向けのシューツリーが丁度いいが、つま先の捨て寸も長めで細身の下は伊・仏靴向けでないときつくて入らない。同じブランドでも背景が違うとフィッティングが大きく変わります。
おすすめシューツリーメーカー
BRIGA
ブリガ|日本
ドイツのシューケアメーカー、コロニルの輸入・販売を手掛けるエス・アイザックス商会がそのノウハウと開発力を駆使して立ち上げたオリジナルブランド。上質なアロマティックシダーを使ったオックスフォード、ローファー、ブーツ用3タイプのシューツリーがラインナップ。あらゆる靴にフィットするよう企画開発し、リーズナブルな価格で提供した注目のブランドです。詳しくはこちら→

DASCO
ダスコ|イギリス
イギリス靴の総本山であるノーザンプトンの高級靴メーカーの木型と純正シューツリーを手がけるメーカーがダスコ。シューツリーを供給しているメーカーに、エドワード・グリーン、チャーチ、クロケット&ジョーンズ、ジョン・ロブ ロンドンといった名立たる老舗が名を連ねていることからも、製品のクオリティの高さが伺えます。詳しくはこちら→

LA CORDONNERIE ANGLAISE
コルドヌリ・アングレーズ|フランス
1885年にパリで創業した木型(靴製造用および保管用シューツリー)の専業メーカーがコルドヌリ・アングレーズ。伝統的技法と卓越したノウハウで世界中の高級靴メーカーのOEMも手掛けており、シューツリーの品質の高さ、デザイン、耐久性、機能性はプロフェッショナル仕様として靴愛好家に支持されています。詳しくはこちら→

WOODLORE
ウッドロア|アメリカ
アメリカの高級紳士靴メーカー、アレン・エドモンズの子会社として1987年に創業。アレン・エドモンズの純正シューツリーの製造でその技術力の高さを業界内に印象付け、現在はアメリカをはじめ、イタリアの一流シューズブランドの純正シューツリーの生産も手がけています。上質なイースタンレッドシダーを用いた製品作りが特長です。詳しくはこちら→
実は簡単! 本格シューツリーの選び方
” シューツリー ” を検索すると実に多くの種類が出てきます。その中から自分の靴にぴったりのシューツリーを探し出すのは難しいと思っている方も多いでしょう。ところが、シューツリーメーカーが展開している形は3種類程度です。たったこれだけのバリエーションであらゆる靴に対応させようという訳ですから、汎用性を考慮したクセのないフォルムになっています。ですから、あまり神経質にならなくても大丈夫。いくつかのポイントを理解すれば、自分の靴に合うシューツリーは簡単に見つかるのです。

ポイント - 1 つま先の形
》イギリス&アメリカ靴タイプ

イギリスとアメリカの靴はつま先の「捨て寸」といわれる靴の爪先の空間は控えめで、トゥシェイプは丸みをおびた形です。ビジネスシューズに最も多いのがこのタイプ。シューツリーも同様に丸みをおびた形になっています。堅牢なグッドイヤー製法の靴が多いため、ソールの反りを伸ばすためにテンションがかけられるシューツリーが向いています。
》イタリア&フランス靴タイプ

イタリアやフランスの靴はエレガントでスマート。つま先の「捨て寸」を長めにとっているのが特徴です。細身でつま先が長いため、シューツリーも細身でつま先が細くなっています。スマートで華奢な靴に向いたマッケイ製法の靴が多いため、シューツリーによる過度なテンションをかけないよう、ネジ式や少し小さめサイズのシューツリーを選びましょう。
ポイント - 2 甲の立ち上がり
》高いタイプ

紐で締めるタイプの靴は、指の付け根部分から土踏まずにかけて立ち上がった形になっています。シューツリーも甲部分が立ち上がったものを選びましょう。靴の甲を真横から見た時の形に近いものだとなおいいです。
》低いタイプ

ローファーのように紐がないタイプの靴は甲の立ち上がりが低いので、シューツリーも同じく甲が低いものを選びましょう。アメリカの靴は紐靴であっても甲が低い靴が多く、この点がイギリスの靴と違うところです。
ポイント - 3 靴の生産国別の傾向
実際に多くのブランドの靴にシューツリーのフィッティングを実施してみると、その国の靴作りの特徴がシューツリーのフォルムにも反映されていることが分かります。 イギリス伝統のグッドイヤー製法の靴、マッケイ製法で作られた細身で華奢なフランスやイタリアの靴。また、アメリカはイギリス同様グッドイヤー製法ですが全体が内側にひねられたようで甲の立ち上がりもゆるやかなラストの形状になっています。シューツリーも大きくはこの3種に対応する製品が作られているので、どの国の靴かで対応するシューツリーを絞り込むこともできます。なかには、フランスのJ.M.ウエストンのように、古くからあるモデルはルーツにアメリカ靴の影響を受けているという場合もありますが、ほぼこの傾向に当てはめることができるのです。

右の写真上が1946年に誕生したJ.M.ウエストンの定番ローファー、下が2013年のモデル。上は英国靴向けのシューツリーが丁度いいが、つま先の捨て寸も長めで細身の下は伊・仏靴向けでないときつくて入らない。同じブランドでも背景が違うとフィッティングが大きく変わります。
おすすめシューツリーメーカー
BRIGA
ブリガ|日本
ドイツのシューケアメーカー、コロニルの輸入・販売を手掛けるエス・アイザックス商会がそのノウハウと開発力を駆使して立ち上げたオリジナルブランド。上質なアロマティックシダーを使ったオックスフォード、ローファー、ブーツ用3タイプのシューツリーがラインナップ。あらゆる靴にフィットするよう企画開発し、リーズナブルな価格で提供した注目のブランドです。詳しくはこちら→

DASCO
ダスコ|イギリス
イギリス靴の総本山であるノーザンプトンの高級靴メーカーの木型と純正シューツリーを手がけるメーカーがダスコ。シューツリーを供給しているメーカーに、エドワード・グリーン、チャーチ、クロケット&ジョーンズ、ジョン・ロブ ロンドンといった名立たる老舗が名を連ねていることからも、製品のクオリティの高さが伺えます。詳しくはこちら→

LA CORDONNERIE ANGLAISE
コルドヌリ・アングレーズ|フランス
1885年にパリで創業した木型(靴製造用および保管用シューツリー)の専業メーカーがコルドヌリ・アングレーズ。伝統的技法と卓越したノウハウで世界中の高級靴メーカーのOEMも手掛けており、シューツリーの品質の高さ、デザイン、耐久性、機能性はプロフェッショナル仕様として靴愛好家に支持されています。詳しくはこちら→

WOODLORE
ウッドロア|アメリカ
アメリカの高級紳士靴メーカー、アレン・エドモンズの子会社として1987年に創業。アレン・エドモンズの純正シューツリーの製造でその技術力の高さを業界内に印象付け、現在はアメリカをはじめ、イタリアの一流シューズブランドの純正シューツリーの生産も手がけています。上質なイースタンレッドシダーを用いた製品作りが特長です。詳しくはこちら→

ブランド・メーカー
- アサクラ
- アビィホーン
- アフリカンスクエアー
- アルゴール
- イリス ハントバーク
- インカラー
- ヴォークス スパイス
- ウッドロア
- ウレンズ
- エコーヒーカップ
- M.モゥブレィ
- LC
- オーサワジャパン
- オールナチュラル
- オルター トレード ジャパン
- カヴァリーニ
- 亀の子
- 木曽路物産
- キッカーランド
- キングヤード
- クリストフ ポーニー
- グリーンモーション
- クロール&デネッケ
- ゲランドの塩
- コラブ
- コルドヌリ・アングレーズ
- コロニル
- 佐野織物
- サパトロ
- サフィール
- サフィール ノワール
- サルトレカミエ
- 三快堂
- G.B ケント
- ジオーガニクス
- シママース本舗
- シャボン玉石けん
- シャルル エ シャルリュス
- シンプリージェントル
- スレイプニル
- 太陽油脂
- 第3世界ショップ
- タケフ
- ダスコ
- タピール
- タラゴ
- チノシオ
- トラディショナルメディシナル
- トレアジアデザイン
- ナイアード
- ナチュラル銀イオン水
- パーカー
- ハーティーハート
- ハーティーミール
- バイキング
- ハイパープランツ
- バラカ
- パラブーツ
- 東製油
- ピュア&ナチュラル
- フィッシャー スペースペン
- フウガシン
- ブートブラック
- ブックダーツ
- ブラックウィング
- ブリガ
- フレッシュ
- プレマックス
- ボディクレイ
- マンマナチュラルズ
- ミューレ
- 無双
- 村上養蜂
- メートル サボン ド マルセイユ
- ヤムヤム
- ゆうき市場
- ライフォプラス
- ライブコットン
- ラ コルベット
- ラミー
- リッシュ
- ルモア ベーシック
- レヴァンディナ
- レザースミス オブ ロンドン
- ロイドルーム
- ロイヒトトゥルム1917
- ロゴナ
- ロッシ
- ワイルドツリー